RECOMENDお役立ち情報

エアコンと換気

2019.07.29

エアコンが欠かせない暑い日々が続いていますね。
エアコンをつけるとき、換気はされていますか?
この写真は教室の空気検査時の二酸化炭素の濃度を測定する検知管で換気後の推移を表したものです。
左側の検知管は換気扇OFF、窓は閉まっている状況での値でおよそ2000ppmを示しています。
そのあと換気扇ON、欄間換気をして1時間後に測定した結果が右側で1300ppmを示し、
換気後に二酸化炭素濃度は下がったことが見て取れます。
二酸化炭素濃度は学校環境衛生基準で換気の基準として1500ppm以下であることが望ましいとされています。
換気の基準は、二酸化炭素の人体に対する直接的な影響から濃度を定めたものではありませんが、
人の呼吸量が増加すれば、二酸化炭素の量とともに他の汚染物質も増加することが考えられることから1500ppm以下が基準になっています。
閉めきりの状態では二酸化炭素濃度が上がることが考えられます。
ご家庭でもエアコン稼働時は換気を心がけましょう。
換気扇を回す時は、対角線上(反対側)の窓を少し開けると空気の流れができて上手く換気ができます。